Under Armour Curry 3 レビュー

今年のGSWも強いですねー。強すぎ・強力過ぎるラインナップでゲームバランスが崩れてるのでは無いかと感じる今日この頃。
ここまで強すぎてしまうと、アンチ魂に火が…。

はい、くだらない前置きはこの辺にして、今回はGSWのスターガード、S.Curryのシグネチャー4作目(2.5も入れると)、Curry 3を見てみようと思います。

にしても、今作のセールスは苦戦してる模様ですね。
少し前にこんなニュースもありましたし。
http://solecollector.com/news/2016/11/under-armour-curry-3-sales-slow

とは言え転売ヤーの餌食に会い、悪戯に価格が高騰してしまって本当に入手したい人の購買意欲が削がれてしまう様な状況よりよっぽどマシかと。
現状潤沢にストックが有るのは個人的には嬉しい限りです。

今回選んだカラーは”Reign Water”。
全てが淀み無く、流れる様なプレイのCurryからインスパイアされたカラーとのこと。
個人的にはターコイズなカラーとライトグリーンのレース/アウトソールが爽やかで、お気に入りのポイント。(Curryの様に流れるようにプレイ出来るわけでは無いので、背景とかどうでも。)


個人的な問題ですけど、Ubder Armourのシューズはサイズ選びが地味に難しいです。
と言うのは、自分の足は細めの部類に入り、大概の海外モデルでも大丈夫なんですが、Under Armourのシューズは比較的に更に細めな感覚。
それでいて、足先が横に広がるのを阻害されるのを余り好まないので、今まで着用したClutchfit drive、Curry2、2.5はハーフサイズアップの方がしっくり来てました。
というわけで、今回もハーフサイズアップ(27.0)から購入したんですが…うん、大分デカイ。

何より縦が長すぎて、ハーフサイズアップすると爪先が遊びまくり。
ソックス2枚等色々試してフィッティングしたんですけど、これはアカンと買い直した次第です…。(なのでレビューが遅れました!…と、つまらない言い訳してみます。)
Curry 2/2.5のトゥがスクエア状に対して、今作はラウンド状に戻ってるので、その差もあるかもしれません。

と、言うわけで、従来のCurryモデルでハーフアップで履いてる方はまずマイサイズから試してみて下さい。そして、できれば試着しましょう!(何分自分の家の近くに無いもので、横着しました…。この辺Nikeさん素晴らしい!)

では、まず外観。
全体的にロゴがコンパクトで主張が少ないので、凄いシンプルに見えます。
UAロゴがタンに有るのとヒールカウンターにSC30のロゴが有るだけで、他はまっさら。
シャンクにCurryのサインが入ってますが、ワンポイントぐらいの大きさですし。

構造は、インサイドからヒールを回ってアウトサイド側の踝手前までをAnaform、そこから爪先を回って、インサイドのAnaformの切り返しまでを、Threadboneという新しいファブリックマテリアルが覆う形。
インナーは、爪先から中足部までを覆うスリッパなインナーブーティ。

このThreadboneと言うもの、公式やら色々眺めてみたのですが、詳細が見つからなかったので、商品説明から抜粋。
軽量で、縦横それぞれに適した強度を誇るアッパーが、試合でもっとも輝くプレイヤーを支える。
とのこと。
足入れ直後は硬めでしたが、熟れて来ると他のファブリックアッパーと同じく非常にフレキシブル。
寄って見ると、非常に高密に・等間隔に織られていて面白いです。(畳みたい。)

あと、シューレースもちょっと変わっていて、センターの芯と周りに4芯が通ってる物で断面が四角形の物。
特に商品説明で歌ってないので、テクノロジーがどうとかって言うのが説明出来ないですが、おそらくの予測で普通の丸紐と比べて高剛性のものかと。

Curryロゴ。ワンポイント並の小ささ。
インサイド。
一面をAnaformが覆ってる。
アウトサイド。
踝辺りで切り替えしてThreadboneが覆う。
イン・アウト見て貰って分かるように、ロゴの主張がとても少ない。
中足部下縫い付けのインナー。
(なんでこの写真、赤いんだろう…。)
センターの芯とは別に周りに4本の芯が通ってるシューレース。
説明が無いので、詳細分からなかったですがおそらく剛性が高いものかと。
フィット感は悪くないんですけど、抑え込みはうーん…。

切り返し構造故か、シューレースパターンがV字状に広がる形状。
シューレースホールはアウトサイドがサイドパイプ、インサイドは斜めに配された長穴ホール。
正直締め上げは易くはないですね。Curry 2.5と同じ様な感覚。
それと最下段が浅めで、アッパー自体がひろがる構造では無いので、足幅広めな方は要注意。

シュータンはトップが少し厚めのものですが、付け根からトップまでは薄めのメッシュ。
トップと下部の繋の部分で段差が有り、シューレースが下に入り込んでしまうので注意。

インサイドのanaformは硬めながら、巻き上げる様なパターンが成形されていて、レースアップするとインサイドの足の形状に沿って密着し、一つ上の剛性感を持ったシューズを履いてるような感覚。
アウトサイドのThreadboneの存在感は希薄…。
伸びに対しては確かに強そうでは有るんですけど、切り返しの時に抑え込みきれず歪んで足が外側に逃げてしまう。
Flight Web的にサイドからのベルトで足にフィットする構造であればもう少し違ったかもしれないですが、アウトサイドのレースパイプは、実はアッパーを折り返してあるだけという…。

Hyperdunk 2016やCurry 2.5とは真逆のアプローチになるわけですけど、外足の方に力が掛かる筈なのに、何故か外側の方が弱いマテリアル。
”全体anaform”だったらもしかしたら良かったかもしれないですが…。それかClutchfit。(そう言えばCurryモデルに使われないな…。)

ここら辺ひっくるめて、正直Curry 2の方が一枚上手かなーと感じます。
Speedformアッパーの密着感・ロックダウン、剛性に関してもつま先部は補強されいて不満はなかったですし。

V字に広がるレースポイント。
履いた状態だと、若干アングルが付いてます。

パット見、Flight Web的なサイドベルトに見えるんですが…。

折り返してあるだけでした・・。
後足部左右のカーボン製Meta-Wingは効果有り。
左右の切り返しでのブレを抑えてくれていて、捩るような動きでも安心出来ます。…が、如何せん踵の抑え込みは今一歩。

Meta-Wingが立っているサイドはいいんですけど、踵後端の左右に対する動きと上方向に関してのロックがもう少し欲しいかなーと感じます。

anaformが回り込んでるとは言え、流石に抑えきれないでしょう…。

ヒールカウンターは付いてますけど、如何せんマテリアルが柔らかく、
”剛性感ガチガチ”という訳には行かず…。
にしても、このCurryロゴ、凝ってるなー…。
ヒールカップの形状的にはCurry 2に近いです。
ソール周りも悪くは無いんですけど、うーん…。

ミッドソールは従来通りChargedクッショニング。…の筈なんですけど、こんなに柔らかかったでしたっけ?
Curry 2も確かに柔らかめでは有りましたけど、ここまででは無かった様な…。
下手したら特に柔らかめに分類されるBoostの今作モデルより柔らかいかと。
履いた感想は”随分モチモチした踏み心地”。
試着されると分かるかと思いますけど、特にフォアフットの下に大分モチモチした感触を感じます。どちらかと言うと、Micro Gに近い感覚。

フロアの感覚は決して掴みづらい訳ではないですけど、Curry 2と比較すると1枚オブラートに包まれたような感覚。個人的にはもう少しソリッドな方が好みではありますが、コレは好みの差かなーと思います。

バランスは粗フラット。ただ、爪先に弱めの反り返り。Clutchfit Driveと同じような感覚。ここも個人的にはCurry 2のフラットのままで良かったんですが…。

パターンは全面ヘリンボーン。
アウトソールのグリップも決して悪く無いです。が、埃をとても拾いやすい…。
ダスティーなコートだと、定期的に掃除してあげないとちょっとグリップ力を維持するのは厳しいかと。
今作はパターンが狭いからですかねぇ…。まぁ、NBAのコートは綺麗ですし、日本のコートがそもそも劣悪環境というお話も…。

パターンは全面ヘリンボーン。
グリップは決して悪くないんですが、埃を拾う拾う…。

拇指球下にゴールデンゲートブリッジ。
重量は26.5cmで362g。
十分軽量の部類に入るかと思いますけど、フィット感が今一歩良ければもう少し軽く感じるのでは無いかなーと。
Curry 2は27.0cmで368gでしたが、正直こちらの方が幾分軽く感じました。


ということで、以下の様に評価してみようと思います。

フィット … 8/10
グリップ … 7/10
ベンチレーション …78/10
クッション …  8/10
コスパ … 7/10
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ALL … 37/50

内容的にネガティブな表現が多いので誤解されてしまうかもしれないですが、シューズの出来としては決して悪い訳では無いんです。ただ、如何せんCurry 2が個人的には良すぎて、シリーズとして見るとどうしてもCurry 2に軍配が上がるかなーという感覚が拭えず。

仮にCurry 2.5と比べた場合(そもそもCurry2と2.5が全く別物ですが)、軽量化され、フレキシブルでかつインサイドの剛性も維持されているので、個人的には”アップデート”と感じてます。

Curry 3.5がどのように変化するのか(そもそも出るだろうか?)に期待して待ってみようかなーと個人的には思ってます。

P.S.
やっぱダブネーションもいいね…。

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