15-16シーズン オーバオール

さて、先日書き上げたCP.3 IXをもって15-16シーズンモデルの全てのレビューを終えました。
すでに16-17シーズンモデルが出てきてる中で、すでに時期外れ感が否めないですが、統括として今シーズンモデル15作を履いてみた中で、今回は僭越ながらベスト3を選んで見ようかなと思います。

選定基準はレビューで挙げさせてもらったスコアの高い順…とできれば本当は良かったのですが、何分未熟故現在上げてる評価項目だけでは測りきれなかった部分が多々有りましたので、スコア通りではない事を予めご了承頂ければと思います。

では早速、第三位は…D Lillard 2!


レビューでのスコアは高い方では無かったですが、コスト対パフォーマンスで見るとやはりピカイチなモデルだったなーと感じてます。
しかもマテリアル&作りこみも本当に良くて、決して$105-のシューズには思えない程。
新たに採用されたBounceのクッション性や、ここ最近のAdidasシューズにおける良好なグリップ力、スリーブ構造によるフィット感などなど、満足度の高い1足だと思います。
ただLowカットにしては重い重量と、そこそこ厚みのあるソールは評価の別れどころかなーと個人的には思ってたりします。あと、グリップは良いのですがパターンが細かすぎてホコリにちょっと弱いのが難点…。
それらを差し引いても本当に良いモデルと評価したいです。


第二位は…Zoom Lebron Soldier 9 EP!


どっからどう見ても”キワモノ感”がプンプンしますが、履いてわかるパフォーマンスはピカイチ!
もし履かず嫌いしているなら、ぜひとも1度は履いて頂きたいシューズです。
何より他では味わえないフィット感は本当に素晴らしい。
フィット感から来る、足運びに遅れる事なく追従する感覚はかなり病みつきになります。
クッションも厚めのファイロンと前後Zoom Airのセットアップで不足無し。
このレスポンスの良さ&クッション性から対応するポジションの幅が広く、NBAでも多くのプレイヤーが着用してたのが頷けます。
半面、この厚いソールによりフロアの感覚が少しスポイルされるというのは評価が分かれるところかと。自分もソリッドにフロアを感じたい人なので、ここは自分の中ではマイナス点でした。
あとは、自分のプレイ環境だけかもしれませんが、もう少しグリップ力があればなーと思うことが度々ありました。
これらのマイナス点も結局のところ個人の好みの差が強い部分ですし、自分としてもこのマイナスとして挙げた点がなければ、間違いなく一位として挙げていた1足です。


そして、第一位は…Under Armour Curry 2!


今シーズンモデルの中で、履いた時の衝撃が一番大きかったのがこのシューズでした。
極限まで削られてスリムで貧相なシルエットはかなり圧巻。
このSpeedFormは一見フニャフニャにしか見えませんが、薄い・軽い・高剛性を兼ね揃えた素晴らしいマテリアル。
そして何よりヒールカップをビルドインし、立体成型による自然なアールによる踵の納まり感は極上で、他のシューズでは味わえない感覚かと。
ミッドソールは前作同様Charged。ドライでちょっと硬め&少し厚みがありますがフレキシブルで、しっかりと衝撃を吸収するとともにダイレクトにフロアを感じられます。ここは人によって評価が別れる所かと。
トラクションに関しては申し分無し。ダスティーなコートでもしっかり喰いついてくれます。
これらの要素を全てひっくるめて、何よりバランスが良く、かつ低コスト(国内価格では無い。)ということから、このシューズを第一位として選択してみました。
正直Curry 2.5はちょっと残念でしたが、Curry 3にもとても期待しています。


という感じで統括とさせてもらいました。
もちろん、上記3つのモデル以外にも個人的に評価の高いモデルは有りますが、履いた衝撃度ではやはりこれらのモデルが群を抜いて印象が強かったと考えてます。
あくまで個人評価ですので、体格やプレイスタイルにより評価は変わると思います。あしからず。

さて、このブログを初めてワンシーズン終えた訳ですが、方方で評価の高いものの、履けなかったモデルも有ってお伝えしきれ無かったのはやはり悔しいです。
また、レビューを書いた中でも文章能力が稚拙で表現しきれなかった部分が多々有ったり、採点基準の不足で測りきれなかった部分が多々有り、未熟を痛感しております。
まだまだ未熟者では有りますが、何卒暖かく見守って頂ければ幸いです。
また、このレビューを参考にして頂き、最適なモデル選択にお役立て頂ければこれ以上無い幸せです。

いじょ、15−16シーズンの締めとさせて頂きます。
さて、レギュレーションの見直しから始めますか…。

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