Under Armour Clutchfit Drive レビュー

初投稿でいきなりバッシュレビューですが、今日はUnder ArmourのCluthfit Driveを取り上げてみます。
まぁ、Curry正式シグのセカンドモデルが出てるし、Clutchfit Dive自体のセカンドモデルがリリースされてるので、今更感が強いですけど負けません、気にしません!ということで。

ちなみに、自分はClutchfit Drive自体は2足目だったりします。

さっそく…と入る前に、軽く自分のプロフィール的なものを…。
身長168cm、体重は50に満たない貧弱体系。足のメインサイズは26.5cm~27.0cm。
できる限り参考にしてもらえるよう、足に関してもう少し細かく。
足首約20cm、足長(かかとからつま先まで)26cm、甲の高さ6cm、ウィズ23cmです。
様は足首細せーけど、足はそこそこ大きくて、ウィズはそんなに広くないって感じです。
プレイスタイルは典型的なポイントガードで、積極的なペネトレイトが多いです。

では、改めて。


2足目というのは、実はUnder Armourのシューズが初めてということもあり、ベースのサイジングがわからなかったので、27.0cmと26.5cmの2足購入して試したという感じです。(写真のは26.5cm)
サイジングは結論から言うと、ハーフサイズアップの方が自分にはしっくりきました。
ただ、正直甲乙はつけ難い…。
足のサイズ的には26.5cmが正しいサイズなんでしょうけど、ソックスの厚さでこのサイズはちょっと違うのかなーと…。
薄めのソックスを履いてるときは26.5cmで問題ないです。しかし、ソックスにもクッション性やサポートを求めると、途端にきつくなる印象です。

ウィズは狭め。といっても海外モデルにありがちな極端な狭さではなく、NikeやAdidasと同等か気持広め位です。

アッパーはUnder Amour開発のClutchfit。
なんだろう、履いた感じは確かに面白いです。初めての感覚。
Nikeのフューズ素材やasicsなどのシンセティックレザーにありがちな、初期の"硬さ"が皆無で、すごくフレキシブルに感じます。
また、少しこなれてくるとさらに柔軟になります。
ただ、要の"オーゼティック構造"はあまり感じられませんでした。もっと足が大きく、きつく縛り上げれば感じられるのでしょうか?

アッパー拡大。穴はありません。

通気性は…皆無です。
拡大写真で分かる通り、ベースレイヤーに穴が開いてるわけでもないので、籠る籠る。(Clutchifit nihonは空いてるんですけどね…。)
ソール側もエアインテーク等は無し。
唯一、シュータン部分がメッシュですけど、ここから逃がせる熱なんてたかが知れてますね…。
プレイ後はソックスびちゃびちゃです。

ミッドソールはMicroG、クッション性は良く、気持ちや柔らかめな印象で、レイアップなどの踏み込みのインパクトは見事に吸収されます。
ただ、反発は少し弱め。
自分より体格が良いと、AIRなどに比べて物足りなくなるのかなという印象です。
また、ロープロファイルと言う訳では無いので、気持ち高さがあるので、フロアの感覚は決して掴みづらくはないですが、少し不安定に感じる事が有りました。
アウトソールは内側が縦方向、ラインを挟んで外側が横方向に向けたヘリンボーンパターン。
グリップはとても良いです。
今まで、グリップ=asicsな印象で、海外モデルは総じてグリップが悪い印象でしたけど、最近の海外モデルのラバーってとても良いですね。

太めのヘリンボーン。グリップは良いです。
ヒールクリップはTPU素材がアウターには配されてます。
かかとの抜け感無く、安心して履けます。

フィット感は間違いなく良いでしょうが、あえて”条件付き”とさせて下さい。
というのも、最近のシューズのトレンドなのか、ローカットモデルが多く、自分もその流れでローカットばかりを履いてきたのですが、久々のハイカットを履いてみた感想で、どうにも足首が固定され、縦方向に動き辛い印象をうけました。(これはKobe IXでも同じく。余計にLowが気になる。)
足首に不安がある人(Curryもその一人ですね)にはとても良いかもしれませんが、積極的にスピードで勝負したい場合、可動域の少なさから逆にバランスを崩してしまう事が有りました。(慣れの問題と言われればそれまでなんですけど…。ちなみに27.0cmの時は、足首が細すぎたのか、サイドがくっつく位まで締めあげられてしまったのは内緒です。)

以上から、以下のように評価してみました。
フィット … 9/10
グリップ … 8/10
ベンチレーション … 1/10
クッション … 8/10
コスパ … 7/10
-----------------
ALL … 33/50

自分が入手した金額は1.3Kから1.5Kでしたが、この金額であれば十分にコストパフォーマンスがよいといえるシューズではないかといえます。
ただ、”この金額であれば”と注釈を入れたのは、日本の流通が少なかったのか、一時的に価格が高騰してたのですが、そこまでの価値があるかといわれると?が付いた印象です。
この時期のUnder AmourのシューズはCurry 1もそうですがとても入手性が悪く、限定などのカラーウェイを入手しようとすると、それこそNikeのエリートモデルやシグネチャーが買えてしまうレベルの値段になってしまってました。(日本ローカルページにはなかなかCurry 1リリース打たれませんでしたしね…。)
Curry 2は日本でのキャンペーンをやったこともあって、その辺の改善に大いに期待したいです。
にしても、Curry 1ですでにCluthfitの使用をやめてしまったのは何か訳があるんでしょうかね…。

コメント