大分間隔あけてしまって申し訳御座いません;
お待たせしました!16−17シーズンモデルの1作目、今回はケビン・デュラントのシグネチャー9作目、Zoom KD 9を見てみようと思います。
あえてKDの移籍には触れません!w
今回のFA・トレードニュースの中で一番の衝撃ではありますが、今シーズンを楽しみにしてます!ってことでw(まさかGSWと契約するとは…。今年もGSWは手ごわそう…。個人的には新生Knicksと新生Bullsに期待!!)
さて、今回はKD 8 EPから推測してグローバルラストから先に購入してみました。
自分の足的にはグローバルラストの方がフィットしてる感が有ったので。
でもこの感じだったら、EPでも良かったかも?
後ほど機会があればEPラストも手に入れてみようと思いますので、その際はまたレビューを書かせてもらいます!
ということですので、今回は国内ですと初期カラーの”Preheat”もしくはIDを作成される方の参考になれば幸いです。
今回購入したカラーは”Unlimited”。
今年のオリンピックに併せてリリースされたアンリミテッドコレクションの一つで、アウトソールのグラデーションや、アッパーのマルチカラーが美しい。
本当は”PreHeat”を狙ってたんですが、こちらも負けず劣らず!
(買いそびれて悔しいとか無いです。本当です。)
さて、まず真っ先にクッション性について触れておきたいです!それくらい強烈なインパクト!
”フルレングスZoom Air”と一言で表すには惜しい程に、このシューズの目玉といっても過言ではないかと。
吸収特性寄りなZoom Airは、歩いてるだけでわかるほどの”グニュ”感が有り、クッション性の良さを物語ってます。
反面、走る・飛ぶの時の瞬間的な衝撃に対しては、Air特有の反発特性が出てきて、文字通り”弾むような足運び”を体感できるかと。
このZoom Airユニット、ヒールの16mmからだんだん薄くなり、爪先で10mmになるという傾斜仕様。開発に3年以上を費やしたとのこと。
確かに角度次第では大分攻めた角度になってしまうでしょうし、本当に均一なフラットに比べると実装が難しいんだろうなーと感じます。
…で、実際に履いた感触ですが、額面通りに受け取ると”少し前傾気味”になる筈なんですが、ファイロンで調整してるのかフラットに感じます。重心も丁度中足部位。むしろアーチに盛り上がりによってヒール寄りに感じられる程。
従来のKDシリーズであった爪先部分の反りやソールの厚みによる高さ等の癖が無く、極めて”ニュートラル”な感覚と言えるかと。
”グニュ”感を挟んでますけど接地感も決して悪くなく、入力に対して本当に素直にリアクションが帰ってくるので、コントロールしやすいです。慣れれば。(最初は大分”グニュ”感に振り回されました…。)
分割されたエアバッグのおかげで、屈曲性も良好!
この流れでグリップも。
パターンはこれまた特徴的はヘキサゴンパターン。
ラバーはシリーズ通して一番柔らかく、グリップ良好!
ホコリを拾い易いので、早め早めで掃除してあげればちょっとやそっとの埃っぽいコートでも安心して切り返せます。
つづいてフィット感。
今作はホールカットでは無くスリップオン仕様。ここ最近増えてきてますね。
Hyperrev 2015・16も同様、構造が違いますがCP.3 IX AEもFlight Webのおかげで、同じような感覚ですが超履きにくい!
履くたびにヒールを潰してしまうんじゃないかとビクビクしてます。
ただ一度履いてしまえば、ホールカットでは味わえないソックスの様なフィット感を感じることが出来るかと。
構造故、”合えば天国、合わねば地獄”なわけですが、幸い自分はKDシリーズとの相性が良いみたいで、今作も足を入れるだけでそこそこフィット感が有ります。このフィット感は感覚ですけど、KD 7を履いた時のそれに近いです。
(EPは少し広めって考えると…ふむ、それも有りかも…。)
ちょっと縦は長めですけど、プレイに支障が出る程では無いです。
アッパーはKD初のFlyknit。Kobe シリーズですでにお世話になってるアレですけど、このKDシリーズではハニカム状に縫製されており、これが地味ですがフィット感の向上に一役買ってます。
平面実装なKobeシリーズより足への密着感が高く感じます。
アッパーだけでもそこそこフィットしますが、締めあげるとサイドからFlight Web的なナイロンベルトによるレースループ(もう面倒くさいから名称を統一して欲しい)により更に密着感が向上します。また、剛性感もここで確保。
左右の切り返しでも不安感を感じないです。
内部でクロスされていて、広範囲で支えてくれてるんですが…構造故肝心の内部の写真が撮れない…。
ちゃんとベルトのルートに合わせて縫われてる小技を見てもらいたかったですw
ヒール部分も、前作に比べパッドが増加し踵の納まり感も向上。
特に踵上のパディングにより、踵の抜け感が抑制されてます。
これにより前作で弱かった”左右の動きの弱さ”も改善されるかも!!…とファーストインプレッションでは思ったんですが、どうもそういうわけには行かず、今作も左右の切り返し時の踵の抑えこみの弱さが気になります。やはり左右の動きに対しての剛性が低い感が否めず。
おそらく対策の為にトップラインのレースループベルトはヒール後部から伸びてるんですけど、如何せん左右の感覚が狭すぎて、閉めきる前に足首についてしまうという本末転倒っぷり…。
いっその事Kobe 8やHyperrev 2015の様にTPUパーツで踵を挟み込んでくれればと思うんですが、どうでしょうNikeさん!(KD様が望んでない可能性は無きにしもあらず。でも前作同様オリンピックでも脱げてたじゃないっすかKDさん…。)
最後に重量。
26.5cmで360gでした。
EPだとちょっと広いはずなので、もう少し重そうです。
ということで、以下の様に評価してみようと思います。
ヒールをなんとかして欲しい!もう本当にこれだけです!
ここさえクリアされれば、今作はほんとに名作と言える1足と感じるほど、ポテンシャルの高いシューズだと感じました。(合う人は決して多くないとは思いますが、KDシリーズが足に合う人には本当に一度履いてもらいたい!)
ぜひともEliteでその辺の改善を…。(シーズン始まってないのにすでに終盤へ期待wGSWだし、大丈夫…ですよね?;)
お待たせしました!16−17シーズンモデルの1作目、今回はケビン・デュラントのシグネチャー9作目、Zoom KD 9を見てみようと思います。
あえてKDの移籍には触れません!w
今回のFA・トレードニュースの中で一番の衝撃ではありますが、今シーズンを楽しみにしてます!ってことでw(まさかGSWと契約するとは…。今年もGSWは手ごわそう…。個人的には新生Knicksと新生Bullsに期待!!)
さて、今回はKD 8 EPから推測してグローバルラストから先に購入してみました。
自分の足的にはグローバルラストの方がフィットしてる感が有ったので。
でもこの感じだったら、EPでも良かったかも?
後ほど機会があればEPラストも手に入れてみようと思いますので、その際はまたレビューを書かせてもらいます!
ということですので、今回は国内ですと初期カラーの”Preheat”もしくはIDを作成される方の参考になれば幸いです。
今回購入したカラーは”Unlimited”。
今年のオリンピックに併せてリリースされたアンリミテッドコレクションの一つで、アウトソールのグラデーションや、アッパーのマルチカラーが美しい。
本当は”PreHeat”を狙ってたんですが、こちらも負けず劣らず!
(買いそびれて悔しいとか無いです。本当です。)
さて、まず真っ先にクッション性について触れておきたいです!それくらい強烈なインパクト!
”フルレングスZoom Air”と一言で表すには惜しい程に、このシューズの目玉といっても過言ではないかと。
吸収特性寄りなZoom Airは、歩いてるだけでわかるほどの”グニュ”感が有り、クッション性の良さを物語ってます。
反面、走る・飛ぶの時の瞬間的な衝撃に対しては、Air特有の反発特性が出てきて、文字通り”弾むような足運び”を体感できるかと。
このZoom Airユニット、ヒールの16mmからだんだん薄くなり、爪先で10mmになるという傾斜仕様。開発に3年以上を費やしたとのこと。
確かに角度次第では大分攻めた角度になってしまうでしょうし、本当に均一なフラットに比べると実装が難しいんだろうなーと感じます。
ヒール側。 |
トゥ側。 気持ち薄いですかね? |
従来のKDシリーズであった爪先部分の反りやソールの厚みによる高さ等の癖が無く、極めて”ニュートラル”な感覚と言えるかと。
”グニュ”感を挟んでますけど接地感も決して悪くなく、入力に対して本当に素直にリアクションが帰ってくるので、コントロールしやすいです。慣れれば。(最初は大分”グニュ”感に振り回されました…。)
分割されたエアバッグのおかげで、屈曲性も良好!
アウトサイド。 エアが目立ちますね。 |
インサイド側はアウトソールが迫り上がっていて、Airユニットが見えないです。 おそらく沈み込み過ぎを防ぐ為かと。 |
パターンはこれまた特徴的はヘキサゴンパターン。
ラバーはシリーズ通して一番柔らかく、グリップ良好!
ホコリを拾い易いので、早め早めで掃除してあげればちょっとやそっとの埃っぽいコートでも安心して切り返せます。
ヘキサゴンパターンが全面に。 あれ?そういえば今作は家族の名前が見当たらない…。 |
うっすらKDのロゴ。 |
今作はホールカットでは無くスリップオン仕様。ここ最近増えてきてますね。
Hyperrev 2015・16も同様、構造が違いますがCP.3 IX AEもFlight Webのおかげで、同じような感覚ですが超履きにくい!
履くたびにヒールを潰してしまうんじゃないかとビクビクしてます。
ただ一度履いてしまえば、ホールカットでは味わえないソックスの様なフィット感を感じることが出来るかと。
シュータンまで一体成型されたアッパー。 履き口がきっついんだよなー…。 |
上から。 あ、またこのサインか。 すぐに剥げそう…。つか、剥げてきました…。 |
(EPは少し広めって考えると…ふむ、それも有りかも…。)
ちょっと縦は長めですけど、プレイに支障が出る程では無いです。
アッパーはKD初のFlyknit。Kobe シリーズですでにお世話になってるアレですけど、このKDシリーズではハニカム状に縫製されており、これが地味ですがフィット感の向上に一役買ってます。
平面実装なKobeシリーズより足への密着感が高く感じます。
ハニカム状に構成されたFlyknit。 フレキシビリティも高いです。 |
左右の切り返しでも不安感を感じないです。
内部でクロスされていて、広範囲で支えてくれてるんですが…構造故肝心の内部の写真が撮れない…。
ちゃんとベルトのルートに合わせて縫われてる小技を見てもらいたかったですw
ヒール部分も、前作に比べパッドが増加し踵の納まり感も向上。
特に踵上のパディングにより、踵の抜け感が抑制されてます。
これにより前作で弱かった”左右の動きの弱さ”も改善されるかも!!…とファーストインプレッションでは思ったんですが、どうもそういうわけには行かず、今作も左右の切り返し時の踵の抑えこみの弱さが気になります。やはり左右の動きに対しての剛性が低い感が否めず。
おそらく対策の為にトップラインのレースループベルトはヒール後部から伸びてるんですけど、如何せん左右の感覚が狭すぎて、閉めきる前に足首についてしまうという本末転倒っぷり…。
いっその事Kobe 8やHyperrev 2015の様にTPUパーツで踵を挟み込んでくれればと思うんですが、どうでしょうNikeさん!(KD様が望んでない可能性は無きにしもあらず。でも前作同様オリンピックでも脱げてたじゃないっすかKDさん…。)
ヒールのパディング。 踵の抜け感には効果的。 |
ヒールカウンターは踵後部のみ。 直線的に踵を抑えつけるには効果的なんですが…。 |
レースパターン。 若干アングルが付いてます。 レーストップの狭さ…。せめてもうちょっと開いててくれれば…。 |
前後の繋は縫い+熱圧着。 |
26.5cmで360gでした。
EPだとちょっと広いはずなので、もう少し重そうです。
ということで、以下の様に評価してみようと思います。
フィット … 7/10
グリップ … 9/10
ベンチレーション … 7/10
クッション … 10/10
コスパ … 7/10
-----------------
ALL … 40/50
ヒールをなんとかして欲しい!もう本当にこれだけです!
ここさえクリアされれば、今作はほんとに名作と言える1足と感じるほど、ポテンシャルの高いシューズだと感じました。(合う人は決して多くないとは思いますが、KDシリーズが足に合う人には本当に一度履いてもらいたい!)
ぜひともEliteでその辺の改善を…。(シーズン始まってないのにすでに終盤へ期待wGSWだし、大丈夫…ですよね?;)
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