Nike Hyperdunk 2016(おそらくEPではない) レビュー

まだNikeの今シーズモデルは履けてない物が多く、まずはadidasから見ていってみようと考えてたのですが、つい先日このカラーが発表されてしまい、一目惚れによりポチリ!
ということで、今回はHyperdunk 2016を見てみようと思います。

何と言ってもこのプリチーなカラー!
はたして男子が履いて良いものかわからないですが、このカラーはWNBA昨シーズンMVPのElena Delle DonneのPEカラーです。
確かにChicago Skyのチームカラーに近いですね。
そしてタンやライニングに施されたデザインがまた素晴らしい!
もう、外観だけでご飯二杯位は行けそうなんですが、肝心の今シーズンHyperdunkはどんな履き心地になってるでしょう??
早速見てってみようと思います!

メイン画像がピンボケという痛恨のミス…。
タンにEDDのサインとデザイン。イカしてます!
ヒールのデザイン!
ライニングにもパターン入り!
インソール見るとやはりレディー感が漂います。
…が、何故かメンズサイズしか用意されてない不思議…。
まぁ、ビックマンではありますが…。

上までの興奮はさておき、ベースのHyperdunk自体を冷静に見てきます。
まず、タイトルにもある通りラストはおそらくEPでは無くグローバルラストモデルかと。
体感的にも、ちょっと前に店頭で試着したEPモデルより若干狭め。モデル名にEPの表記もありませんしね。
ということで、このカラーを選択される方はNike.com等、最悪逃げ道の有るショップで購入を。
自分の足も細い方ではありますが、若干タイト目に感じる程なので、幅広な方は大分苦しいかもしれません。

サイジングは横は上記通りで縦は若干長め。
タイトさも合って、爪先が余りすぎてプレイに支障が出るというほどではありませんでした。

上から見ると細身なシルエットが伝わるかと。

構造はインナーブーティー…と言うよりは、もはやブーティーにフューズアッパーを重ねた物と表現する方が妥当かと。

ブーティーは踵の少し前が始点になっており、余り開かない事もあって足入れ的にはスリップオンに近いです。
ここ最近の凶悪なものと比べるとまだマシですが、少し足入れし辛い。

インサイドの一部はブーティが露出してる構造で、カットインの際のフレキシビリティを狙ったものかと。
この部分はFlywireを用いて固定していて、固定感・剛性共に良好かと。
アウトサイドはFlywire+フューズが重なるので、剛性で不満に感じる事はまず無いかと。
そう言えばこのセットアップ、Curry2.5で想像していたのに近い様な…。


インサイド。ブーティー露出。
アウトサイドは特徴的なところは余り無いです。
フューズの下のFlywireはインサイドと同じ。
ブーティーを抑えるとトップのラインはかなり締まり込むので、この辺も確認を。

ヒールの収まりも良好で(2015みたいに痛くも無い)、ミッドソールが高めの位置まで巻き上がってることも有り左右のブレも少ないですし、足首周りのホールド感もかなりしっかり目。

ただ1点だけ!
下の赤丸部分のが、立ってるわ固いわで、締め上げてくと足に刺さるという拷問仕様!
ソックスを折り返して、クッション代わりにして使ってましたが、それでも痛い程…。
この点だけはどうしても解せません。
 (このせいで余り強めに締め上げられない…。)

締めるだけで激痛ですよ。ええ。

ミッドソールは前作同様ファイロン+前後Zoom Airの組み合わせ。
前情報ではフルレングスZoomだったような気がしたんですが、FK版だけですかね?
こちらは機会があれば確認してみます。

で、踏み心地は前後のAirの反発を感じやすく、弾むように加速してけます。
今作はヒールも感じ取る事ができました。感覚が慣れてきたのかもしれませんw
バランスはフラットかやや後足寄り。

個人的には、前作と比べて少し厚く・フロアから離れてる様に感じます。
若干フロアの感覚を掴み辛いです。
この辺は個人の好みかと。

トラクションは前作よりは良いと思いますが、PGがコケる程の強烈なグリップは感じず…。
もしかしたらトランスルーセントだからかもしれません。同じタイミングでコートに立ってたLowモデルのソリッドは”ニチニチ”言ってましたので…。

それでも、前作より柔らかく粘るラバーで、必要十分なストッピングパワーなので、不満はまず無いかと。

アウトソール全体。
パターンはKyrie2に似てますね。
フォアフット部分。
ヒール部分。
中足部下は空洞で、軽量化ですかね。
ヒール真下もアウトソールから一段上にありますが、不思議と踵の設置感はフラットに感じます。
Rose7は見習って欲しい。こちらに関しては乞うご期待。
重量は26.5cmで395g。
前作はまだ量りを買う前だったので重量比較はできず。
直近で見るとCrazy Explosiveより少し軽いですが、上でも触れたように強めに締め込めないことと重心の高さもあってか、体感的にはこちらの方が重く感じられました。
 

ということで、以下の様に評価してみようと思います。

フィット … 6/10
グリップ … 7/10
ベンチレーション … 9/10
クッション … 8/10
コスパ … 7/10
-----------------
ALL … 37/50

兎にも角にも足首裏が痛かった。自分はこれにつきましたw

それ意外欠点という欠点は無く、流石王道モデルと言えるかと。
もしかしたら自分の足とのマッチングのせいかもしれませんし、もし自分と同じように痛みを感じる人は、FK版やローカット版等も有るので、「どうしてもHyperdunk!」という方はこちらを試してみるのも有りかもしれません。(そこまでのHyperdunk Loverが居るかは置いといて。)

個人的にはそれぞれの違いが気になるところですので、近く機会を作ってチャンレンジしてみようと思ってます。
その際はまたレビュー書いてみようと思いますので、何かの参考になれば!

コメント