低価格モデルレビュー第二弾!
今回は”Nike Lebron Witness 3 PRM”をレビューしていってみようと思います!
「え?なんでこれ?」
HAHAHA、フィーリングが良かったからに決まってるじゃないですかw
だってよく考えてください。
100$シューズにAirとはいえフルレングスが奢られててパテントまで付いてるんですよ???
ではでは早速!…の前に、大失敗…。
このシューズ、買った時のテンションが高すぎて一気にカスタムまで進んでしまった為元のシューズの写真撮りはぐるという痛恨のミス…。大変申し訳ありません…。
というわけで写真はすでに色が違っちゃってます…。
今回のチョイスしたのはAJ11のコンコルドインスパイアなネイビー x ホワイトの配色。
てっきりモデルのベースもAJ11だと思ってたんですが、後にljさんからこれはLebron 7をインスパイアされてると教えて貰い、「あ、Lebron7にSpace Jam無いや…」って気付かせてもらったモデルでしたw。
というわけで、今回チョイスしたカラーはコンコルド x スペース・ジャム(カスタム)
なバカ履き仕様ですのであしからず。
まず外観から!
シルエットはTheローカット。
本家Lebron 7はミッドカットな訳ですが、アッパー・特にアンクル部分の立ち上がりのラインとかよく落とし込まれたモデルだなーと。
自分自身はLebron 7を所持したことは無いんですけど、外観デザインはすごく特徴掴んでるなーと思います。
オリジナルのLebron 7ではインサイドまでパテントが回ってきますが、このモデルでは流石にそこまでは奢られず。しかしミッドソールを巻き上げて特徴的なラインを表現しています。
デザインに関してでどうしても触れたいので、アウトソールに先に行ってしまいます。
これ、個人的には地味に感動したポイントでした。
チョイスしたカラーが悪くちょっと見辛いかもですが、アウトソールのパターンはヘリンボーンと合わせて、Lebronが育ったAkron Cityの地図がインスパイアされてます。
この価格帯なのにここまで凝ってるのか…と。
型さえ作ってしまえばそこは大量生産なので…っていうのは有ると思うんですけど、それでもデザインとしてすごく作り込まれてるなぁーと感じるわけです。
はい、デザインに関してはこの辺にして「実際どうなのよ?」の部分に触れて行こうと思います。
上でも触れたとおりこのモデルはThe ローカット。それこそLebron 16は殆どLowカットでしたが15や17ではMid ~ Highカットなので、それらのサポート性を求める方には正直物足りないと感じるかと。
この”PRM”は珍しくグローバルラスト。故に細足な方限定と言っても過言無いと思います。
現にアッパーのファブリック部分とパテントの繋ぎ目辺りが極端に狭いので、足の形状によっては「入らない!」ということが起こりうるラスト形状。
通常のレギュラーカラーのEPモデルはパテント部分もファブリックなので、若干の広がりはあります。…それでも正直EPラストとしては細いモデルと分類できるかと。
パテント部分との繋ぎ目という狭き関門を抜けられた方にはもう一つの難関、それは「ちょっと縦に長い」ということ。
…要するに”正直合わせ辛いラスト”というのが実感でした。
かく言う自分も悩みに悩んでハーフダウンを選択した身でして、割と探すのに苦労しました…。(実店舗だと26.0cmが最低ラインなので…)
それを超えた先に何があるか?
それは「結構快適。」ということ。
タイト目なラストと若干後スクエアなトゥボックス、剛性バッチリなパテントということも有って、前後左右におけるストレスはとても少なかったです。
それこそここ最近はトゥボックス上部もファブリックなマテリアルが多く、爪先上部の広がりにちょっとげんなりしていた自分には有り難かったです。
とはいえやっぱりファブリック部分はかなりフレキシブルな事もあり、パテント部分との剛性差が強すぎてちょっとアンバランスかなというのは感じました。
そういえばこの価格帯はウィング部、このモデルで言うと特に最上段のレースラインの剛性が華奢なのが多いですね…。価格考えるとどうしようも無いポイントかもですが、前スライドを抑えるには一番効くところでもありますので…。
例えばフォアを使った突き出しを多用すると、「爪先はしっかり抑えてくれるのに中足部が曲がってしまう」なんて状況を感じられましたので、全体のバランスを考えるとEPラストの通常カラーの方が「全体でフレキシブルで且つサポートもそこそこ」という感じでもしかしたら良いのかなーと思ったり。
ヒールパッドはしっかり踵を引っ掛けてくれはするんですが、アッパーのサポートがちょっと弱いので抜けないかちょっと不安を感じたのは正直あります。
あ、内部構造に触れてませんでした…。
内部はNike低価格ラインあるあるなスリッパブーティー。
正直これが普通のブーティー構造になるだけで大分フィットの評価上がりそうと思うんですけど、そこはコストの問題なんでしょうね…。
インソールは低反発系で薄め。
Flytrap 2のレビューでも触れましたが若干気泡が目立つんですよね…。
密度が低いってことはその分だけ経たり易いってことなんで、この辺りは素直に喜べないポイント。…と入ってもやはり低価格ラインなのでしょうがないですよね…。
ミッドソールは言及無かったですがこちらもファイロンベースじゃないかなと。
それプラスフルレングスAirのクッショニングセットアップ。
これがどうして割となかなかフィーリング良く感じられたんですよね。適度な吸収と反発特性があり、足運びはかなり軽快。
欲を言えばフォア側に後1cmだけAirバッグを伸ばしてくれたら更に良かったかなーと思いますが、こればっかりはおそらくサイジングの課題で、もうちょっと自分の足の指が長かったらーなんて思います。
(ちなみにWitness 4の試着でもきちっとサイジングするとZoom Air Podの美味しいポイントから拇指球部分が外れてしまいました。どっちに合わせるべきか正直迷いどころ…。)
重心バランスは粗フラットに感じられたので、ヒールストライクな走り方の方であればAirの反発をガンガン推進力へ変換できるかと。
アウトソールデザインは上で触れてしまいましたので置いといて、肝心のトラクションですが割と高評価。
プレイグラウンドの関係で結構荒れたフロアに持ち込む事が多いですが、それでも特に不安を感じることなく踏めていけました。
この寒い時期はどうしても細かなホコリも蓄積しやすいのでそれを拾いやすいですが、それでもコート1往復程は不安なくプレイできましたです。
最後に重量。
25.5cmで315.5g。超軽量。
同じサイズで比較すると、軽いと感じたSpawn Lowより13g程軽いです。
…あ、左足の方がおそらく若干重いはずです。塗料が乗ってますんで…。
ということで、以下の様に評価してみます。
今回は”Nike Lebron Witness 3 PRM”をレビューしていってみようと思います!
「え?なんでこれ?」
HAHAHA、フィーリングが良かったからに決まってるじゃないですかw
だってよく考えてください。
100$シューズにAirとはいえフルレングスが奢られててパテントまで付いてるんですよ???
ではでは早速!…の前に、大失敗…。
このシューズ、買った時のテンションが高すぎて一気にカスタムまで進んでしまった為元のシューズの写真撮りはぐるという痛恨のミス…。大変申し訳ありません…。
というわけで写真はすでに色が違っちゃってます…。
今回のチョイスしたのはAJ11のコンコルドインスパイアなネイビー x ホワイトの配色。
てっきりモデルのベースもAJ11だと思ってたんですが、後にljさんからこれはLebron 7をインスパイアされてると教えて貰い、「あ、Lebron7にSpace Jam無いや…」って気付かせてもらったモデルでしたw。
というわけで、今回チョイスしたカラーはコンコルド x スペース・ジャム(カスタム)
なバカ履き仕様ですのであしからず。
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本家に無いカラー作っちゃった…。 |
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塗っちゃったら後の祭りなので…。 |
シルエットはTheローカット。
本家Lebron 7はミッドカットな訳ですが、アッパー・特にアンクル部分の立ち上がりのラインとかよく落とし込まれたモデルだなーと。
自分自身はLebron 7を所持したことは無いんですけど、外観デザインはすごく特徴掴んでるなーと思います。
オリジナルのLebron 7ではインサイドまでパテントが回ってきますが、このモデルでは流石にそこまでは奢られず。しかしミッドソールを巻き上げて特徴的なラインを表現しています。
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アウトサイド。 パテントが目を引く。 |
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インサイド。 Lebron 7ではぐるりとパテントが回り込みますが、流石にそれは期待し過ぎかなと。 それでも特徴的なラインはとても良く表現されてると思います。 |
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ヒールタブには「Akron」と「330」のコード 「330」はAkronのエリアコードらしいです。 |
これ、個人的には地味に感動したポイントでした。
チョイスしたカラーが悪くちょっと見辛いかもですが、アウトソールのパターンはヘリンボーンと合わせて、Lebronが育ったAkron Cityの地図がインスパイアされてます。
この価格帯なのにここまで凝ってるのか…と。
型さえ作ってしまえばそこは大量生産なので…っていうのは有ると思うんですけど、それでもデザインとしてすごく作り込まれてるなぁーと感じるわけです。
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アウトソール全体図。 まぁこれじゃ絶対見えないですよね…。 |
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アウトソール拡大。 とトランスルーセントなのでこれでも見えるか怪しいですが、 しっかりAkronの地図も入ってるんです。 |
上でも触れたとおりこのモデルはThe ローカット。それこそLebron 16は殆どLowカットでしたが15や17ではMid ~ Highカットなので、それらのサポート性を求める方には正直物足りないと感じるかと。
この”PRM”は珍しくグローバルラスト。故に細足な方限定と言っても過言無いと思います。
現にアッパーのファブリック部分とパテントの繋ぎ目辺りが極端に狭いので、足の形状によっては「入らない!」ということが起こりうるラスト形状。
通常のレギュラーカラーのEPモデルはパテント部分もファブリックなので、若干の広がりはあります。…それでも正直EPラストとしては細いモデルと分類できるかと。
パテント部分との繋ぎ目という狭き関門を抜けられた方にはもう一つの難関、それは「ちょっと縦に長い」ということ。
…要するに”正直合わせ辛いラスト”というのが実感でした。
かく言う自分も悩みに悩んでハーフダウンを選択した身でして、割と探すのに苦労しました…。(実店舗だと26.0cmが最低ラインなので…)
それを超えた先に何があるか?
それは「結構快適。」ということ。
タイト目なラストと若干後スクエアなトゥボックス、剛性バッチリなパテントということも有って、前後左右におけるストレスはとても少なかったです。
それこそここ最近はトゥボックス上部もファブリックなマテリアルが多く、爪先上部の広がりにちょっとげんなりしていた自分には有り難かったです。
とはいえやっぱりファブリック部分はかなりフレキシブルな事もあり、パテント部分との剛性差が強すぎてちょっとアンバランスかなというのは感じました。
そういえばこの価格帯はウィング部、このモデルで言うと特に最上段のレースラインの剛性が華奢なのが多いですね…。価格考えるとどうしようも無いポイントかもですが、前スライドを抑えるには一番効くところでもありますので…。
例えばフォアを使った突き出しを多用すると、「爪先はしっかり抑えてくれるのに中足部が曲がってしまう」なんて状況を感じられましたので、全体のバランスを考えるとEPラストの通常カラーの方が「全体でフレキシブルで且つサポートもそこそこ」という感じでもしかしたら良いのかなーと思ったり。
ヒールパッドはしっかり踵を引っ掛けてくれはするんですが、アッパーのサポートがちょっと弱いので抜けないかちょっと不安を感じたのは正直あります。
![]() |
ヒールパッド部分。 結構しっかりとしたボリュームが奢られてます。 |
内部はNike低価格ラインあるあるなスリッパブーティー。
正直これが普通のブーティー構造になるだけで大分フィットの評価上がりそうと思うんですけど、そこはコストの問題なんでしょうね…。
![]() |
スリッパブーティ。 これ繋げるのって結構お金かかるんですかね? |
Flytrap 2のレビューでも触れましたが若干気泡が目立つんですよね…。
密度が低いってことはその分だけ経たり易いってことなんで、この辺りは素直に喜べないポイント。…と入ってもやはり低価格ラインなのでしょうがないですよね…。
ミッドソールは言及無かったですがこちらもファイロンベースじゃないかなと。
それプラスフルレングスAirのクッショニングセットアップ。
これがどうして割となかなかフィーリング良く感じられたんですよね。適度な吸収と反発特性があり、足運びはかなり軽快。
欲を言えばフォア側に後1cmだけAirバッグを伸ばしてくれたら更に良かったかなーと思いますが、こればっかりはおそらくサイジングの課題で、もうちょっと自分の足の指が長かったらーなんて思います。
(ちなみにWitness 4の試着でもきちっとサイジングするとZoom Air Podの美味しいポイントから拇指球部分が外れてしまいました。どっちに合わせるべきか正直迷いどころ…。)
重心バランスは粗フラットに感じられたので、ヒールストライクな走り方の方であればAirの反発をガンガン推進力へ変換できるかと。
アウトソールデザインは上で触れてしまいましたので置いといて、肝心のトラクションですが割と高評価。
プレイグラウンドの関係で結構荒れたフロアに持ち込む事が多いですが、それでも特に不安を感じることなく踏めていけました。
この寒い時期はどうしても細かなホコリも蓄積しやすいのでそれを拾いやすいですが、それでもコート1往復程は不安なくプレイできましたです。
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インソール表面。 いつものファブリック表面ですが、プリントは無し。 |
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裏面。 この横方向の両面テープ、ぶっちゃけあまり効いてません…。 まぁ剥がしやすいので助かりますが…。 |
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これまた見辛い写真…。 でもルート76と77の表記がお見えになるかと。 |
25.5cmで315.5g。超軽量。
同じサイズで比較すると、軽いと感じたSpawn Lowより13g程軽いです。
…あ、左足の方がおそらく若干重いはずです。塗料が乗ってますんで…。
ということで、以下の様に評価してみます。
フィット … 7/10
グリップ … 8/10
ベンチレーション … 7/10
クッション … 8/10
コスパ … 7/10
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ALL … 37/50
総合的に見ると割と満足度の高い一足かなーと思いましたw
パフォーマンスだけで見た場合、それこそソール周り単体で見ると割と嫌いじゃないフィーリングなんですが、アッパー周りはもう少しだけ強化欲しいかなと思うのが正直な所。
パテント部分には特に不満ないんですけどメッシュ部分がどうしても華奢なので、これがもう少しカチッとしてくれると大分化けるんだけどなぁー…と。
とはいえ、とはいえですよ。
自分としてはフォルム & デザイン 、マテリアル周り含めてアンダー100$でしっかり作り込んでくれだシューズだなーと思ってます。特にこのPRMラインは。
ベースとなったLebron 7のラインをしっかりトレースしつつ、ソール周りの拘り様等、結構手間掛かってそうだな、と。
「これをメインに…」というのははっきり言ってオススメはしません。できません。
(アッパー破ける事例やAir抜け事例がありますので耐久性が…。)
でもしっかりとLebronイズムを感じられた1足ですので、オン・オフコート問わずに、オンコートではライトに利用するのがこのシューズ本来の使い方かなと。
(それでも他のローコストラインに比べればフルレングスAirは十二分なパフォーマンスを発揮してくれますが)
という感じでメインではなくあくまでサブで。
「ちょっと気分変えたいなぁー」という時様の1足に如何でしょう?今投げ売りされてますし!
パフォーマンスだけで見た場合、それこそソール周り単体で見ると割と嫌いじゃないフィーリングなんですが、アッパー周りはもう少しだけ強化欲しいかなと思うのが正直な所。
パテント部分には特に不満ないんですけどメッシュ部分がどうしても華奢なので、これがもう少しカチッとしてくれると大分化けるんだけどなぁー…と。
とはいえ、とはいえですよ。
自分としてはフォルム & デザイン 、マテリアル周り含めてアンダー100$でしっかり作り込んでくれだシューズだなーと思ってます。特にこのPRMラインは。
ベースとなったLebron 7のラインをしっかりトレースしつつ、ソール周りの拘り様等、結構手間掛かってそうだな、と。
「これをメインに…」というのははっきり言ってオススメはしません。できません。
(アッパー破ける事例やAir抜け事例がありますので耐久性が…。)
でもしっかりとLebronイズムを感じられた1足ですので、オン・オフコート問わずに、オンコートではライトに利用するのがこのシューズ本来の使い方かなと。
(それでも他のローコストラインに比べればフルレングスAirは十二分なパフォーマンスを発揮してくれますが)
という感じでメインではなくあくまでサブで。
「ちょっと気分変えたいなぁー」という時様の1足に如何でしょう?今投げ売りされてますし!
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