第2稿!!!
前述の時点で体のストレッチは済んでると思うので、
核心の”ニュートラルポジション”
それでは第二部、行ってみましょう!
”ニュートラルポジション”、これは人間本来の持つ関節を正しい角度に持っていく事で最大限の力を引き出す事にあります。
各関節には可動域が有るわけですが、その中でも一番有効な角度というものが存在します。
…とりわけ自分もある程度は理解していると思って挑んだのですが甘かった…。
それはもう未知の世界でした…。
今回のクリニックではこのニュートラルポジションのチェック法をくまなく説明してくれました。
このチェックを受講してて気付いたのですが、例えば時々「あれ?今日は調子がいいなぁ…」って思ったあれが徐々に体に蘇ってくる感覚。
具体的には”これが全て”では無い感じですが、体本来の動きを突き詰めるとこのフィーリングに寄ってくる筈です。
寧ろプレイしていて”調子が良い”と感じるときのフィーリングがこれに近く無い場合は体に無理なアスレティックを強いてると自分は考えています。
ニュートラルポジションの要素は”七要”、文字通り7つの要素によって構成されているとの事。
少し調べてみたのですが詳細な文献は見つけられず…。武学さんに確認してみたところどうもこれはお師匠様のオリジナルということで、ルーツは太極拳に有るようで、たしかに太極拳ってゆっくり動きながら自分の体をしっかりと動かす・操る事が基本となるので納得。
もちろん太極拳意外にもあらゆる武術において姿勢に重きを置いており、その全てはこのニュートラルポジションに近しいものとなる様です。
ニュートラルポジション、具体的には、
…というか、「これが本来の体の動きなのか…」ってなりますw
これらのチェックは二人一組を基本としてます。なのでもしお近くでの開催の時に参加したいなぁーと思ってる方がいらっしゃる場合は友達を誘って行くと良いかと!
(理解してる者同士でチェックするのが尚効果的なので。)
では早速チェックしていってみましょう!
※クリニックでは上記載の順番で実施されましたが、理解しやすい様にちょっとカテゴライズさせて貰っています。
■頚椎&胸椎&仙骨 (+α:堕手)
これらは”角度”のファクターで、頚椎は首の上下角・胸骨は胸の開きですね。
現代人はPCやスマホ操作などで猫背・前傾方向に傾く傾向が有り、胸骨も閉まり気味の方が多いかと思います。
これらの反射(効果が出る箇所)はそのまま手、指先に掛けられる力に影響してました。まずこれにびっくり。
(「胸の開き・首の角度だけでここまでボールに掛けられる力が変わってるのか…」と。)
⇨ チェック方法
たったこれだけ!ではそれぞれの部位をチェックしてみましょう!
① 頚椎のチェック
② 胸椎のチェック
③ 仙骨のチェック
+αとして”墜手”を記載してますが、これに関しては文字通り腕を”緩めて下ろす”事を表してるのでコチラの項目に入れさせて貰いました。
(調べれば調べる程深い…。”力を抜く”のとは違い、あくまで”緩める”とのこと。)
…で、ですよ。
私、ぼっちで参加してしまった為、普段のチェック相手がいないんですよ…。
ということで横着マンな私は下図のようなセルフチェックで実施してます!
※注 おすすめはしませんよ。絶対に。
■弛脚(スタンス)
これに関しては2つの要素で成り立つものだと自分は解釈しました。
1つ目は脚の開く角度。2つ目は膝の曲げ角。
これもかなり面白いファクターで、このスタンスがしっかりと維持出来ると左右のブレをとても抑止でき、ショットやディフェンスでもかなり安定して来ようかと。
ではチェックしてみましょう!
これは重心を地面に押し付ける力と押し上げる力が均衡する「一番リラックスしつつ、一番安定するスタンス」の作り方。
この状態の特徴はもう一つあって”骨盤の後ろ辺りを押されてもびくともしない”という事。つまり”崩れ辛い”んです。
現にパートナー力いっぱい押されてもそのまま下がれる位に地面を押す力が入ります。
また、上で書いた上半身のセットが加わると更にびっくり。両手を思いっきり抑えつけてもらっても腕が上がるんです。
体全てが地面からの入力を最大限に活かせる状態+体本来の力を使える事で自分が利用出来る全ての力を最大限に引き出せる状態になっているという事。これは合気道における”合気上げ”に準ずるとの事で、いやー身体操作って奥が深いなーと…。
ちなみにこのスタンスも自分で腿・膝を押してみる等で簡易チェックは可能そうでした。
ただできれば最初のうちは誰かに押してもらった方が体感し易いと思います。
■正眼
これまた面白いファクター。
Q.人は見ている(目視)場所で力の掛かり具合が変わると思いますか?
A.変わるんです!
前述の時点で体のストレッチは済んでると思うので、
核心の”ニュートラルポジション”
それでは第二部、行ってみましょう!
”ニュートラルポジション”、これは人間本来の持つ関節を正しい角度に持っていく事で最大限の力を引き出す事にあります。
各関節には可動域が有るわけですが、その中でも一番有効な角度というものが存在します。
…とりわけ自分もある程度は理解していると思って挑んだのですが甘かった…。
それはもう未知の世界でした…。
今回のクリニックではこのニュートラルポジションのチェック法をくまなく説明してくれました。
このチェックを受講してて気付いたのですが、例えば時々「あれ?今日は調子がいいなぁ…」って思ったあれが徐々に体に蘇ってくる感覚。
具体的には”これが全て”では無い感じですが、体本来の動きを突き詰めるとこのフィーリングに寄ってくる筈です。
寧ろプレイしていて”調子が良い”と感じるときのフィーリングがこれに近く無い場合は体に無理なアスレティックを強いてると自分は考えています。
ニュートラルポジションの要素は”七要”、文字通り7つの要素によって構成されているとの事。
少し調べてみたのですが詳細な文献は見つけられず…。武学さんに確認してみたところどうもこれはお師匠様のオリジナルということで、ルーツは太極拳に有るようで、たしかに太極拳ってゆっくり動きながら自分の体をしっかりと動かす・操る事が基本となるので納得。
もちろん太極拳意外にもあらゆる武術において姿勢に重きを置いており、その全てはこのニュートラルポジションに近しいものとなる様です。
ニュートラルポジション、具体的には、
- 頚椎
- 胸椎
- 仙骨
- 弛脚
- 堕手
- 正眼
- 中心
…というか、「これが本来の体の動きなのか…」ってなりますw
これらのチェックは二人一組を基本としてます。なのでもしお近くでの開催の時に参加したいなぁーと思ってる方がいらっしゃる場合は友達を誘って行くと良いかと!
(理解してる者同士でチェックするのが尚効果的なので。)
では早速チェックしていってみましょう!
※クリニックでは上記載の順番で実施されましたが、理解しやすい様にちょっとカテゴライズさせて貰っています。
クリニックの様子 2部でも座学をしっかりやってくださいました。 |
■頚椎&胸椎&仙骨 (+α:堕手)
これらは”角度”のファクターで、頚椎は首の上下角・胸骨は胸の開きですね。
現代人はPCやスマホ操作などで猫背・前傾方向に傾く傾向が有り、胸骨も閉まり気味の方が多いかと思います。
これらの反射(効果が出る箇所)はそのまま手、指先に掛けられる力に影響してました。まずこれにびっくり。
(「胸の開き・首の角度だけでここまでボールに掛けられる力が変わってるのか…」と。)
⇨ チェック方法
- 下図写真の様に親指と任意の指で輪っを作ります。
(この時誰かに開いてもらうのですが、力をかけて少し開く程度の組み合わせを探します。あくまで”力をかけて貰って少し開く”です。) - 上記で作った指輪を開く様に力をかけて貰います。
(チェックして貰う方は出来る限り輪っかを維持して下さい。)
この様に親指と各指で輪っかを作ります。 この時チェックしてくれる人が”少し力を入れると開く”組み合わせを探るのが重要。 自分は聞き手じゃない手の薬指の組み合わせで開いてしまいました。 |
① 頚椎のチェック
- 首を最大まで前傾してチェック ⇨ 簡単に開いてしまうかと。
- 次に首を最大限上に向けてみる ⇨ これも簡単に開いてしまうかと。
- 今度は普段生活してる程度の位置でチェック ⇨ 前傾状態よりは保持力強い筈。
- 3の状態から更に少しずつ起こす・傾ける等して一番保持力の高い角度を見つける
これで完成!
② 胸椎のチェック
- まず胸骨を目一杯閉じる ⇨ 簡単に開いてしまうかと。
- 次にめいっぱい広げてみる ⇨ これも簡単に開いてしまうかと。
- 今度は普段生活してる程度まで開いてみる ⇨ 保持力が若干増す筈。
- 3の状態から少しずつ開く・閉じるをして、一番保持力の高い角度を見つける。
③ 仙骨のチェック
- 骨盤を前傾(お尻を突き出す様に)させてチェック ⇨ 簡単に開いてしまうかと。
- 次に出来る限り後傾してみる(お腹を丸める様な形) ⇨ これも簡単に開いてしまう。
- 今度は普段生活してる程度の骨盤位置でチェック ⇨ 保持力が若干増す筈。
- 3の状態から更に少しずつ起こす・傾ける等して一番保持力の高い角度を見つける
+αとして”墜手”を記載してますが、これに関しては文字通り腕を”緩めて下ろす”事を表してるのでコチラの項目に入れさせて貰いました。
(調べれば調べる程深い…。”力を抜く”のとは違い、あくまで”緩める”とのこと。)
…で、ですよ。
私、ぼっちで参加してしまった為、普段のチェック相手がいないんですよ…。
ということで横着マンな私は下図のようなセルフチェックで実施してます!
※注 おすすめはしませんよ。絶対に。
作った輪っかに対して、逆の手で無理やり開いてみるテスト。 これだけでも結構違いを感じる事ができますよ。 (できれば誰かにやってもらって下さい!) |
■弛脚(スタンス)
1つ目は脚の開く角度。2つ目は膝の曲げ角。
これもかなり面白いファクターで、このスタンスがしっかりと維持出来ると左右のブレをとても抑止でき、ショットやディフェンスでもかなり安定して来ようかと。
ではチェックしてみましょう!
- その場で連続して軽くジャンプします。(無負荷状態の脚の開きの確認)
- 何度かジャンプすると開きが一定になる筈なので、そのまま着地。
- その状態で中腰まで膝を曲げてみます。(前腿に力がかかる位)
- この状態で腿・膝を誰かに押して貰います。⇨ 割とグラグラ
- 今度はしっかり伸ばしきって立った状態を作ります。 ⇨ これも割とグラグラ
- その状態から少しだけ重心を落とす様に膝を曲げてみます。
あくまで重心が下がる程度で、前腿に過度な負荷がかからないリラックスな状態。
⇨ これ、全然ブレないと思います。
これは重心を地面に押し付ける力と押し上げる力が均衡する「一番リラックスしつつ、一番安定するスタンス」の作り方。
この状態の特徴はもう一つあって”骨盤の後ろ辺りを押されてもびくともしない”という事。つまり”崩れ辛い”んです。
現にパートナー力いっぱい押されてもそのまま下がれる位に地面を押す力が入ります。
また、上で書いた上半身のセットが加わると更にびっくり。両手を思いっきり抑えつけてもらっても腕が上がるんです。
体全てが地面からの入力を最大限に活かせる状態+体本来の力を使える事で自分が利用出来る全ての力を最大限に引き出せる状態になっているという事。これは合気道における”合気上げ”に準ずるとの事で、いやー身体操作って奥が深いなーと…。
七要説明時の武学籠球さんこと慎さん。 力点部分を細かく説明して下さいました。 |
ただできれば最初のうちは誰かに押してもらった方が体感し易いと思います。
■正眼
これまた面白いファクター。
Q.人は見ている(目視)場所で力の掛かり具合が変わると思いますか?
A.変わるんです!
というお話。これまた目から鱗。
兎にも角にもまずチェックしてみましょう!おそらく体感して貰った方が早いです!
チェック方法は至って簡単。パートナーに肩を押して貰いましょう!
この時片足が浮く位まで力をかけてもらいます。
この状態でフォーカスポイントを計るのですが、人によってポイントが違うので自分に最適な位置を探って下さい。
最適な位置 = 肩を押されても片足が浮かない位置になります。
■中心
最後のファクター…なんですが、実はここまでのチェックを既に実施されてる方であれば既にこれは習得済みですw
というのもこれはまさしく”正中線”を指しており、上記までのチェックが全て完了していると必然的に”自分の体を中心に、真下に向かって重心が掛かっている”状態を感じるかと。これ、本当にとても大事なのです。
例えばシュート。ジャンパーにおいて何より安定性に重要なのは”真っ直ぐ飛ぶ”事なんです。(地面からの入力をキレイに伝えるというのは一旦置いておく)
これがブレればブレる程タフショットになるという訳です。
もちろんショット意外にもディフェンスでのコンタクト(バンプ)なんかでも押し負け辛くなりますし、これらを基本とした身体操作を更に活かしやすくなります。
以上がニュートラルポジションの全容です!
これは持論ですが武術でバスケットボールのすべて動きをカバー出来るという訳では無いと思っています。
ですが、バスケットボールにおける身体操作において武学はとても有効でも有るとも思っています。
武術、特に古武術における身体操作ってどういう事かというと突然の危機に対して自身の力を最大化して切り抜けねばならないという兵法なわけです。つまり生きるか死ぬかの学文。
これをものすごーくざっくりで分解すると瞬発と力の最大化に分類出来ると思っています。
もちろん瞬発というのは”力み”というロードを利用せずに抜重等を利用して更に早い動き、力の最大化ももちろん”絶対的な筋肉”を用いるという事ではなく人間の持つ骨格を最適化して本来の力を引き出すということに強くフォーカスしたもの。
つまり身体操作の一つの教科書だと自分は考えています。
これらにおける瞬発と力の最大化は利用するに越した事はありません。
自分より早い、自分よりフィジカルに勝るプレイヤーへ対する十二分な武器としてこれらは有効な技術となりうると考えています。
それらを得る為のまず基礎となる姿勢、これをまず習得してみましょう!
今回は慎さんから「全部公開してくれて構いません!」と快く承諾いただけましたので余すこと無く全部を公開させてもらおうと思った次第。
バスケが思った様にできない今を利用してライバルと差をつけましょう!!
最後はあの「ハーフコートショットの秘密」にフォーカスして書かせて貰う予定です!
それではまた!
兎にも角にもまずチェックしてみましょう!おそらく体感して貰った方が早いです!
チェック方法は至って簡単。パートナーに肩を押して貰いましょう!
この時片足が浮く位まで力をかけてもらいます。
この状態でフォーカスポイントを計るのですが、人によってポイントが違うので自分に最適な位置を探って下さい。
最適な位置 = 肩を押されても片足が浮かない位置になります。
- 顔の前に指を出して貰い、それを凝視してみた状態
- リングの手前を凝視した状態
- リングの奥側を凝視した状態
- リングを通り越してもっと奥、遠くを意識する状態
これは正中線を作る事の意と自分は解釈してます。正中線を正しい位置に持ち込む事で重心を最適化してくれ、実際に横からの力に対して有効に働く、と。
上記でも書きましたがこの要素は人それぞれ最適解が違いますので、自分に最適なフォーカスポイントを探って貰うのがオススメです。
■中心
最後のファクター…なんですが、実はここまでのチェックを既に実施されてる方であれば既にこれは習得済みですw
というのもこれはまさしく”正中線”を指しており、上記までのチェックが全て完了していると必然的に”自分の体を中心に、真下に向かって重心が掛かっている”状態を感じるかと。これ、本当にとても大事なのです。
例えばシュート。ジャンパーにおいて何より安定性に重要なのは”真っ直ぐ飛ぶ”事なんです。(地面からの入力をキレイに伝えるというのは一旦置いておく)
これがブレればブレる程タフショットになるという訳です。
もちろんショット意外にもディフェンスでのコンタクト(バンプ)なんかでも押し負け辛くなりますし、これらを基本とした身体操作を更に活かしやすくなります。
以上がニュートラルポジションの全容です!
これは持論ですが武術でバスケットボールのすべて動きをカバー出来るという訳では無いと思っています。
ですが、バスケットボールにおける身体操作において武学はとても有効でも有るとも思っています。
武術、特に古武術における身体操作ってどういう事かというと突然の危機に対して自身の力を最大化して切り抜けねばならないという兵法なわけです。つまり生きるか死ぬかの学文。
これをものすごーくざっくりで分解すると瞬発と力の最大化に分類出来ると思っています。
もちろん瞬発というのは”力み”というロードを利用せずに抜重等を利用して更に早い動き、力の最大化ももちろん”絶対的な筋肉”を用いるという事ではなく人間の持つ骨格を最適化して本来の力を引き出すということに強くフォーカスしたもの。
つまり身体操作の一つの教科書だと自分は考えています。
これらにおける瞬発と力の最大化は利用するに越した事はありません。
自分より早い、自分よりフィジカルに勝るプレイヤーへ対する十二分な武器としてこれらは有効な技術となりうると考えています。
それらを得る為のまず基礎となる姿勢、これをまず習得してみましょう!
今回は慎さんから「全部公開してくれて構いません!」と快く承諾いただけましたので余すこと無く全部を公開させてもらおうと思った次第。
バスケが思った様にできない今を利用してライバルと差をつけましょう!!
最後はあの「ハーフコートショットの秘密」にフォーカスして書かせて貰う予定です!
それではまた!
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