バスケ中毒者がランニングするお話

皆様、長らくご無沙汰してしまい申し訳有りません。
昨今の世界情勢の中、御多分に漏れず私もバスケができず=バッシュも履けない歯がゆい期間を過ごしておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?

私はと言いますと、表題&Twitterをご覧になられている方はご存知の通り”ランニング”なんて物に手を出してしまいました。
勿論主目的は「バスケが出来る様になった時、スグに走り出せる為」なのですが…一度始めてしまうと深堀りしてしまう悪い癖が働きこれがどうして中々に泥沼で、気付けば既に累積100km近く走ってしまっているという…。

そんなこんなも有りまして、表題の通り”バスケ中毒者がランニング”して感じた事なんかを今回はお話できればと。

  1. やっぱりシューズは気になる
    ”知らない”って怖くないですか?自分は臆病な事もあって、ここ最近はバッシュですら試着してサイズ感を把握できてないと購入することすら怖くなって来てます。
    ましてや全く知らないカテゴリのシューズを購入するって尚更な事でして、シューズを買う事ですら一苦労でした。
    (幸いにも先輩が居られ、アドバイス貰えたのが救い。あきちゃんさんに感謝)

    最初こそ「別に運動靴だったら何でも走れるでしょ…」とか思ってた自分が恥ずかしい…。いざ走り出して数分で足が痛いのなんの…。
    シューズの大事さを謳っていながら蔑ろにした自分を恥じました…。

    そこから上記アドバイスを貰いながら初めて購入したランニングシューズ。
    サイズ感も最適で「よっしゃ!これでどこまででも走れる!!」…とか思ってたんですけど、自分の性分が許さないのかやっぱり他のシューズが気になってきてしまう…。
    そしてそれらの違いがどうしても気になる完全なる泥沼に…。

    やっぱりシューズって素晴らしいよね!!!

  2. 意外と”走れない”
    これが事実。
    ぶっちゃけ「バスケってあらゆるスポーツの中で圧倒的に運動量が多すぎるマゾのスポーツじゃね?」と思ってました。思ってました!。
    でも実際は違った…。

    ちょっと語弊が有るので補足させて貰いますが、まず根本的に体の使い方が違うのでそもそも比較にすらなりませんでした…。
    バスケは急速な方向転換やジャンプ等複合的運動に対して、ランニング等の競技は連続運動。つまり一定箇所に継続して負荷の掛かるスポーツ。
    勿論連続運動という事は肺活量の使い方も違う訳で、ゲームの様なコート往復のペースで走るとどうなるか?

    3kmも保ちませんでした(^q^)


    肺活量にはそこそこ自身あったんですが、まぁ散々な結果でしたorz。
    無論呼吸のみならず足回りの筋力郡も総じてダメダメで、5kmも走れば筋肉痛は不可避な状況…。(早筋・遅筋的にそもそも全く別なのは置いておきます。)
    それでも継続してると航続距離は伸びてくるのですが、それでも10kmも走れば今でもそれ相応な疲労を感じる程にハードな競技でした…。

    「バスケに使えなくね?」


    いえいえ、決してそんな事もなくて根本的に持久力の強化ができますし。
    あと意外かもしれませんが”体のキャリブレーション”になる事に驚きました。
    シンプルな話、決まったフォームの連続性って本当に難しいんだなぁ、と。
    そもそも体の歪みが出てるとそのまま重心の傾きに反映され、片側の足に負荷が集中する状況なんです。つまりはこのままだとそもそも”長距離走ることすらできない”んです。
    これは瞬間的な負荷にも言える事で、バスケのステップ/ムーブにも実はかなり重要だと自分は考えています。

    これは結構な棚ぼた的発見の一つでした。

  3. 意外と”楽しい”
    「ただ走ってるだけの何が楽しいの?」
    いや、正にこれに尽きるんですけど、正直自分も”ただ走る”という行為自体は嫌いですw
    そりゃそうです、なんでわざわざ辛い環境に身を置かないといけないのかw
    バスケにおけるランっていうのは攻める/戻るの目的があって実施するわけじゃないですか。
    そうでは無く、なんの宛もなく走り続ける事の何が面白いのか。ぶっちゃけまだ自分にもその楽しみが分かる境地に至ってはいませんw

    自分が面白く感じているのは”シティラン”だからです。
    小学生低学年には”自転車”という遥かに楽に、遥かに長距離を移動出来るツールを入手し、高校生高学年になれば”原動機”を持ったもの凄い強力なツールを利用して更に遥かに快適で長距離を移動出来るツールへ”移動”という行動が進化していく。
    それ故に通っていた学校や近所がものすごく遠く感じる。分かります。自分もそうです。
    この状況下で「学校まで行ってみるか…」。えぇ、遥か遠くに感じるんですけど、いざ走ってみると意外に簡単に到達出来たわけです。寧ろ「近くね?」って感じるくらいに。

    そうなるとどんどん楽しくなって距離を伸ばしたくなってきて、結果的に10km程度走る様に。
    走ってる時は自然と無心になるので、気がつくと「へ?こんなところまで?」ということがザラにあってこれがまた楽しく走れる一つのファクターになってます。

    大丈夫です!意外と遠くまで、自分の足で到達する事が出来ます!


  4. フルマラソン考えた人、頭おかしい
    さぁ、ここまで割とランニングに関してポジティブな内容を投稿してきましたし、ちょっとハマってる自分がいる事も確かです。
    それも踏まえて言いますが、

    「フルマラソン考えた奴ちょっと出てこい。これの4倍?走れる訳ねぇだろ!」

    これが結論でした。うん現時点では絶対無理。
    寧ろ走れる人は超人でした。甘かった自分を反省します。

    根本的にそもそもフルマラソンが走れる様になるまでには途方も無い努力が必要で、相当な忍耐を必要とします。身を持って体験しました。

という訳で、緊急事態宣言を受けてバスケ出来なかった中毒者のランニングに対する所感をお届け出来ればと。

「バスケが出来る様になったら辞めますか?」

と問われたら、直に

「続けます!」

と答えられる位には結構楽しく続けられています。
実際やるか?多分やると思います。
無論バスケが一番好きなのは確かなのでバスケ優先ではありますが、緊急事態宣言が解除されたとは言え感染リスク的な事も考えてプレイ回数というのはある程度制限・コントロールが必要と考えており、バスケとランを並行して継続していこうと思っております。
何より楽しめてるのもありますし。

よろしければ皆さんも走ってみませんか??
意外と楽しい発見があるかもしれませんよ?

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